大津ススヌのドドド底辺日記

金なし、人脈なし、社畜ゆえに時間なしの3連コンボを備えたドドド底辺人間による漫画日記(たまに文だけも)。底辺日常を気ままに漫画にして描いていきますのでよければ読んで下さいませ。

【NUMBER GIRL】ナンバーガールという伝説的バンドについてとアルバム紹介。新宿ロフトにて復活ライブ感想【ナンバガ】

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自分の中でトップレベルで好きなロックバンド。


はっきり言って聴く人を選ぶ音楽ではあるし、
みんなにおすすめ!という訳でもない。


そのジャギジャギに
乾いて歪んだギターロックの音、
ナンバーガールにしか出せない焦燥感溢れる世界。


専門家でもないし難しい事はわからないけども
自分にとって音がとにかく
カッコよくて好きなのです。


ナンバーガールというロックバンドとは?

ナンバーガール(NUMBER GIRL)
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引用元:UNIVERSAL MUSIC JAPAN

1995年8月に福岡で結成された
オルタナティヴ・ロックバンド。


人気絶頂の中、2002年11月30日に解散し
2019年2月15日に再結成を発表した。


メンバー
向井秀徳(ボーカル・ギター)
田渕ひさ子(ギター)
中尾憲太郎(ベース)
アヒト・イナザワ(ドラムス)


の4人からなるバンドです。
音楽性とは違い、
4人の見た目はいたって普通です(笑)


ボーカル・ギターの向井秀徳
作詞作曲を担当し
エモく叫ぶのが印象的。


詞の世界観が独創性に溢れており
焦燥感を感じる悲しくどこか虚無感があり
世にある諸行無常を綴る切ない印象。
和を感じ、変態性や渋さがあり
少女だったり、性的衝動だったり
猫がよく出てくるイメージ。


音源に関しては
ボーカルの声をおそらくあえて
ボリュームを下げており、
(特に二枚目のアルバムまで)
ビシビシと楽器の音が伝わってきます。



かなりの酒好きで
ライブ中、ビールを飲んだりする場面もあり
いい意味でのロックな男を感じる部分も。



いわゆるアーティスト、職人肌、芸術家気質で
話す事もどこか独特な人であり、
たまにズレてるような事をいったり
(本人は真剣かな?)
面白い人です。


「this is向井秀徳」がもはや
彼の名刺代わりの挨拶です(笑)


確実にナンバーガールの世界観を作っている
フロントマン。


ZAZEN BOYSというバンドもやっています。
こちらもかなり洗練された尖った音を奏でており
相当に音作りにこだわりのある方だと思います。



ギター 田淵ひさ子
こういったバンドでメインのギターが
女性がやってるって言うのも珍しいですね。


しかしこのひさ子氏のギターがすさまじい

ギターが泣いている

と初めて音楽で思いました。
訴えてかけてくる狂気にも似た
鬼気迫った音を奏でてくれます。


プロが選んだギタリストの
のランキングで数少ない女性で選ばれていたのも
見たことあります。


解散後はbloodthirsty butchers、Toddle、PEDRO等で活動しています。


ドラム アヒト・イナザワ
向井氏の「ドラムス、アヒトイナザワ!」
の掛け声でお馴染みの
ドラムのアヒト・イナザワ氏


ダイナミックに手数の多いドラミングが特徴的。


「INAZAWA CHAINSAW」
という曲ではイナザワ氏の狂った程の手数の
ドラミングが聴くことができます。


ナンバーガールの解散後、
初期のZAZEN BOYSのドラムとして
活動していました。
また自身がボーカルを務めるバンド
VOLA & THE ORIENTAL MACHINE
を結成し活動。


ベース 中尾憲太郎
中尾憲太郎氏のベースはまさにバンドの支え。
他の方達が個性的な演奏なのにもかかわらず
うまく合わせて曲全体を
成立させてるように感じます。


前に出過ぎず、かと言って
引っ込みすぎてもいない。
安定、絶妙なバランス感があるからこそ


上手い。


ナンバーガールという尖りまくった音楽が
ここまでの人に受けるのは彼の安定した演奏が
あるからこそ。


著名人にもファンが多い、そして音楽界に与えた影響


著名人にもファンが多く、
星野源(透明少女をライブで歌ってたらしい)
YUI、又吉直樹、橋本愛、川谷絵音、宮藤官九郎。。。


などあちこちで聞きます。


そして音楽界、ロック界に与えた影響も
数知れず。


椎名林檎氏がおっかけをやっていた、
というのを聴いたことあります。


解散後の向井氏のZAZEN BOYSというバンドの
アルバムでゲストボーカルとして共演しています。
林檎氏の作品でも共演してましたね。


そして何より
影響を受けたロックバンドが多く出てきていると思います。
それほど邦ロック史に与えたナンバーガールの
影響力はすごいものがあると思います。


ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の
初期なんかは影響を強く感じましたし、
きのこ帝国、凛として時雨、Base Ball Bear(ベースボールベアー)、tricot、ヒトリエ等々。。


最近話題になった天才少年、
崎山蒼志君

影響を受けてるのだとか。
どことなく向井秀徳感、、感じますね(笑)


ナンバーガールのアルバム紹介

SCHOOL GIRL BYE BYE

こちらはインディーズ時代のファーストアルバムになります。
正直な所この作品は、
初めて聴く人にはおすすめしづらいかな。。
と個人的には思っています。


まだ若く1stと言う事ともあり
お世辞にも演奏、ボーカル等
完成されているとは言いずらい。。(^_^;


しかしながらナンバーガールの世界観は
確かにあって。
その後のナンバーガールとは
音の毛色は違うように感じますが
キラキラな爽やかさを感じる
まだ青い若いゆえのこの作品でしか味わえない
ナンバーガールを聴くことができます。


OMOIDE IN MY HEAD

IGGY POP FAN CLUB


といったライブで定番の
ファンからも愛されている楽曲が入っています。


School Girl Distortional Addict

二枚目のアルバムになりますが
この作品がメジャーでの1枚目のアルバムに
なるのでファーストアルバムでいいのかな?
まぁいいや(^_^;)


爽やかめな音の前作に比べ、
演奏力も高まり、
音は衝動的で激しく鬼気迫る感じが出てきます。


いわゆる知っている人がイメージする
ナンバーガールの音になったのは
このアルバムからだと思います。


ですが、前作の爽やかさと青さも
残っており、なんとも言えない若いならではの
切ない衝動、焦燥感を表現しています。


代表曲といってもいい

透明少女

NUMBER GIRL - 透明少女

が収録されており、
比較的聴きやすいアルバムではないかと個人的には思います。


SAPPUKEI

三枚目、メジャーでは
二枚目のオリジナルアルバムになるこの作品。


THEナンバーガールって感じの音。
爽やかさや青さはなくなり
音はより尖った重く激しい鬼気迫った演奏へ。


タイトル通り、殺風景に感じる
無機質ながら冷たくも怒り、緊迫感を感じる世界観
はもはや圧倒。


プロデューサーにデイヴ・フリッドマンを起用し
音自体にも磨きがかかっています。

TATTOOあり
TRAMPOLINE GIRL
SPPUKEI

あたり好き。


このアルバムが一番好きという方も
多いんじゃないでしょうか。


NUM-HEAVYMETALLIC

メジャー3rdアルバム。
現状、最後のオリジナルフルアルバムになります。


自分はこのアルバムが一番好きで
名盤と思っています。
それほど完成度が高く感じました。


前作に続きデイヴ・フリッドマンがプロデュースに
入り制作された今作。
こちらも初期のような爽やかさはなく
鬼気迫るギターロックサウンドに
和の要素を加えた個性的な作品です。


SAPPUKEIほど激しい曲は少ないかな、
という印象。
しかしどの曲もフックが効いていて
重く突き刺さってくる。
音がかっこいい。


ナンバーガールでは有名曲である

NUM-AMI-DABUTZ

NUMBER GIRL - NUM-AMI-DABUTZ


印象的なイントロと
念仏のような向井氏の語りラップ。
後のZAZEN BOYSの原型とも言える曲です。


個人的に他に好きな曲は

INUZINI
MANGASICK
性的少女
Frustration in my blood

特に
Frustration in my blood
は、終盤のひさ子氏の暴走しだしたかのような
ギターの音は
泣いているのか、叫んでいるのか、
と思ってしまう程、
何か自分に来るものがありました。


ライブアルバムだけどぜひ聞いてほしいおすすめアルバム「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」

再結成前の最後の札幌で行われた解散ライブを
音源化したアルバム。


ナンバーガールは4枚の
オリジナルアルバム以外にも
NG集、ベストなど色々と出ていますが
とにかくファンの人でこのアルバムを
聞いてない人がいたらぜひ聴いてほしいと
思ってます!


ライブアルバムって基本的にあまり
好きじゃないんですよ、
だけどもこのアルバムは別格。


ナンバーガールはライブでこれ程までに
力を発揮するバンドなのかと思い知らされました。

もしかしたら他のオリジナルアルバムより
聴いているかもしれない。。(笑)


ライブアルバムってCD音源用に作ってる感じがしなくて
(演奏してる方もその会場の客に対して演奏してるわけですし)
音質とか。。
っていうイメージがありますが
音質めちゃいいです。


CD音源と違い、向井氏のボーカルが
はっきり聴こえるのも新鮮。
そしてオリジナルアルバムより
演奏のテンションが高い気がします(笑)
最後のライブという事もあるかもしれない。


演奏自体もCDと変わらず
演奏技術の高さを感じます。


後、初期の曲がオリジナルアルバム時と
全然雰囲気が違ったりして面白いです。


OMOIDE IN MY HEAD
もはや別曲と言っていいくらい
カッコよく化けてます(笑)
イントロで客全員が一体になっての
「オイッ!」
は鳥肌もの。


超おすすめライブアルバムです。


NUMBER GIRL 新宿ロフトの復活ライブ行ってきた!!

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2019年7月27日(土)
新宿ロフト


いやー、知った頃にはもうすでに解散してた
バンドでしたからね、まさかこんな日が来るとは


チケット自体争奪戦になっててプレミアチケット
となってました。

転売屋が高値で売りさばく自体が起こり
ナンバーガール公式の方も転売対策を始めていました。
(入場時かなり厳しめに身分チェックされましたので
転売から入手するのはお勧めしません!入れない可能性高いです!)


Twitter先行予約など落ちまくりで諦めてましたが
なんとか自分は5回目の挑戦で
奇跡的にチケットを
ゲットする事ができました\(^o^)/


正直、体調あんま良くなかったんですけどね、、
もう何が何でも行きたかったんで行きました(笑)


17年ぶりに再結成という事で
どんな演奏になっているのか
とても興味がありました。


それほど17年という期間は長すぎるし
演奏に変化があってもおかしくないし
変わったとしても、変わらなかったにしても
それはそれでいいな、なんて思ったりしつつ(笑)
(現在の向井氏のZAZEN BOYSを見ても
キレキレなので心配は
全くしてなかったけど(^_^;))


結論
変わってない。



いや、もっと言うと年齢と色々な経験を
重ねた事で深みが出た様な。


一曲目が
鉄風 鋭くなって

NUMBER GIRL - 鉄風 鋭くなって

な時点でバリやばい状態なんですが
演奏を聴いても


これこれっ!!
本物だー!!←当たり前

ってなっちゃいました。


初っ端からライブハウスのテンションは跳ね上がり
あっと言う間にそのままのテンションで
駆け抜けた感じ。


あのナンバーガールが帰って来たのは
間違いないです!


そしてまさかの
OMOIDE IN MY HEAD
を2回演奏。


感極まってライブで初めて泣いてしまった。。


セットリスト
1.鉄風 鋭くなって
2.裸足の季節
3.タッチ
4.omoide in my head
5.ZEGEN vs UNDERCOVER
6.YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
7.透明少女
8.水色革命
9.日常に生きる少女
10.Sentimental girl's violent joke
11.DESTRUCTION BABY
12.NUM-AMI-DABUTZ
13.TATTOOあり
14.EIGHT BEATER
15.IGGY POP FAN CLUB

アンコール
16.omoide in my head
17.トランポリンガール
18.I don't know

たまらんセトリですね。


MCは軽く程度に
向井氏が
「お久ーかたぶーり!」
を連呼していたのが印象的でした(笑)


いやーほんと良かった。


再結成について

誰か一人でも死んだらできない。


あと、稼ぎたい。


との事からのタイミングが合っての
再結成の様ですが
稼ぎたいっていうのも気持ちいいですね。
下手に綺麗事いうよりも。


ナンバーガールの再結成なんて
誰も損する人いないじゃないですか(笑)


win-win過ぎる。


音楽のテンション的にもこういった音楽は、
年をとるごとに演奏が
難しくなりそうですしね。


何はともあれ
最高の再結成ライブでした。
果たしてこれが1年後には辞めているのか、
はたまた今後も続けて見れるのかわかりませんが


どちらにせよ、
リアルタイムで見れなかった僕にとっては
再結成によって生であの音楽が聴けて見れた事。


今、現在進行形で
ナンバーガールが活動している。


という事実があるだけで
僕は感謝しかないのです。

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サカナクションおすすめ曲ランキングベスト10と山口一郎という人間

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皮むく歌じゃないですからね!(笑)
後で説明します!

ロックとダンスミュージックの融合、サカナクション。時代を分析しフィットしていく山口一郎のロック


ロックとテクノのバランスが好きなんです。
もろテクノな曲ももちろんありますが
アルバムを通して聞くと
あぁ、ロックバンドだな、
(言葉で説明しづらいですが。。)
と思ってしまう。


この絶妙なバランスこそが
自分好みで好きな一番の理由。


ボーカル、山口一郎氏が
主導を取り作詞作曲を努める、
ロックバンドとして
第一線で活躍し続けるバンド。



一郎氏がくるりの
「ワールズエンドスーパーノヴァ」←名曲です!
を聞いて
ロックバンドがこんなダンスミュージックやっていいの!?と衝撃を受け
影響を受けた、と聞いたことがあります。
確かにくるりの影響は感じますね。


一郎氏はどちらかとゆうと
ロックミュージシャンぽいエモーショナルに
感覚的にやってくぜ!
とゆうより、


時代を分析し、
どういった曲が受けるか?
バンドのブランディングイメージは?
どうゆうプロモーションが効果的?


など冷静に考えて戦略を立て行動するタイプの
ミュージシャンかな
と個人的に思ってます。


なぜかとゆうとですね、
今もやってるかはわかりませんが、


前インタビューか何かで聞いたんですけど
曲作りの前にパワーポイントで
どういった曲にするかグラフにして
分析して作るって言ってたんですよ!!(笑)


パワーポイントってあのサラリーマンが
プレゼンとかで使うあのソフトですよ!!(笑)


ミュージシャンにパワポ縁あるん??
しかも歌詞はIllustratorで書いてるらしいです。

時代ですねぇ。。(・_・;)


なんだかドライな人みたいに書いてしまいましたが
めちゃくちゃ音楽が好きで真摯に音楽と向き合う
真面目な人だと思います。


そんな時代にフィットし続ける曲を
届けつづけるサカナクション。
個人的に好きな曲ベスト10と行きたいと思います!



10位 ボイル

サカナクションは面白い試みをよくやる。


「バッハの旋律を夜に聴いたせいです」
では詩吟を意識して歌ったり。
「陽炎」では演歌のコブシを効かせて歌ったり。


この曲は2番が面白い。
息継ぎない感じで淡々と
歌うんですがそれはまさにお経のよう!


歌い終わったら息継ぎします、その辺も面白い。
夜1人で浸りたいときに聞きたくなる
アルバム曲。

9位 夜の踊り子


サカナクション - 夜の踊り子(MUSIC VIDEO) -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
初めてモード学園のCMで
この曲のサビを聞いたときは衝撃を受けました。

こんなサビのメロディーよく浮かぶなあ
なかなかサビに行かず焦らしてくれます(笑)


陰キャの自分がライブ行ってこの曲で
踊りまくったのはいい思い出\(^o^)/


8位 スローモーション


サカナクション「スローモーション」MUSIC VIDEO -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

初めてこの曲を聞いた感想は
「なんでこの曲カップリングなん?(笑)」
でした。


レトロな感じとサビの美メロディー
終盤に合唱パートが入り
最後のサビで大盛り上がりする展開。
まさにサカナクションのいいとこ取りで
ポップなかなりの良曲だと思うんですが。


サビの前の音がクソダサいから?(褒めてます)
音が一般的じゃないのかなー
俺がズレてるのかなー
わかりません。。(T_T)


MVはカオスです。


なかなか雪は降らないけど
白い息を吐く頃に聞きたい曲。


7位 エンドレス


サカナクション / エンドレス -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人
終わらせる人


というフレーズが印象的。
一郎氏がYouTubeのコメント欄に
インスパイアされて作詞したらしい。


コメントにコメントを返す。。
ネット社会のネガティブな部分に
対する苦悩の様なものを感じれる曲。

6位 ナイトフィッシングイズグッド


サカナクション / ナイトフィッシングイズグッド -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

まさにサカナクション版「ボヘミアンラプソディ」
(本人も公言してたはず)


スロウでメロウな曲かと思ってたら
まさかの転調が起こり、みんなでオペラの如く
合唱し始めます(笑)

転調に注目しがちですが
フツーニコノキョクイズグッド
です。


この曲好きな人は
「目が明く藍色」という曲もオススメです。
魚民(サカナクションのファン)ではトップレベルで人気な曲です。


5位 グッドバイ


サカナクション - グッドバイ (MUSIC VIDEO)

サカナクションとしては
割とストレートな曲調のバラード。
一郎氏がかなり辛かった時期に書いた曲
らしく


答えが見えない世界で苦しみつつも
だけどそんな過去とはさよならして
見えない未来に進んでいく


という感じに自分は感じました。
MVを見ると恋人との別れのようにもとれますね。


YouTubeでサカナクションのNFパンチというチャンネルがあって
そこで「絶対バレない男」という
面白い企画があるんですが(ファンで見てない人はオススメ、面白い企画多いチャンネルです笑)


変装した一郎氏が路上で
一人で弾き語りでこの曲を歌うんですが
あらためていい曲だなぁーと思ってしまいました。


4位 モス


サカナクション / モス
アルバム『834.194』に収録されている楽曲で、シングルカットもされた曲。
初めて聴いた時は


昔の歌謡曲っぽくて
キャッチーな曲だなあ、程度だったんですが、


何度もアルバムを聴いてるうちに
この曲の虜になってしまいました。。(^_^;)


なんだかわからないけど中毒性がスゴい。
いい意味でダサい。(笑)
ライブで盛り上がる事間違いなしの曲でしょう!


山本リンダ、C-C-B、Talking Heads、
Klaxons、Bloc Party
を意識して作ったのだとか。


まさにそんな感じ(笑)


MVは絶対派手な明るい感じだと思ってたら
かなり予想の斜め上をいく
賛否両論確実な斬新なMVでした(笑)


『834.194』のアルバム曲では他に


「ワンダーランド」
圧倒的な開放感のある美サビと
歌詞がほとんどないAメロ
シューゲイザーを合わせた実験的な作品。


「セプテンバー」
2バージョンありますが
バンドサウンドの札幌バージョンが好みでした。
一郎氏が17歳に作った楽曲らしい。。


あたりもオススメです。


3位 新宝島


サカナクション / 新宝島 -New Album「834.194」(6/19 release)-

説明するまでもなく有名な代表曲ですね。
知らない人でも耳にした事はあるはずです。
ポップ!!レトロ!!
バクマンの主題歌とゆう事で
漫画をモチーフにした歌詞です。


絵を描く人間として


君の為にきれいな線を描くよ


てな歌詞だったら冷めちゃうんですが


揺れたり震えたりした線で描くよ


って表現した所にナイス!って思っちゃいます(笑)


一郎氏は
この一曲を作るために秋冬まるまる
時間を費やしその間、外に出なかったらしい。
集中力すご。。


カラオケ専用のドラマMVでは
まさかの結末が待ってます。。一郎。。


2位 ユリイカ


サカナクション - ユリイカ (MUSIC VIDEO)

※注意※MV視聴には年齢制限があります。

aメロからサビまでメロディーが耳から離れない
中毒性のある曲。
こういうメロディー作るの上手いですよね。


歌詞が
「いつ永遠終わるかな」だと思ってたのは
自分だけじゃないはず(笑)


音作りが自分好みで心地良い。
虚無感と美しさを感じる
バンドサウンドとダンスサウンドの融合。
今のサカナクションの音楽って感じ。


なぜだか前に言ってたくるりの
「ワールズエンドスーパーノヴァ」に通づる
間奏の美しさを感じてしまいました。


衝撃的なMVにしたのは
紅白出演直後の曲だった為
色んな層が初めてサカナクションを聴きに来ると思い
聴く人の線引きをはっきりさせる為の
狙いがあったそうな。


曲としてもポップス狙いというよりは
サカナクション感を強めに出し
線引きをしているように思えます。


1位 三日月サンセット


サカナクション / 三日月サンセット -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

サカナクションの前身のバンド、
高校時代に結成された一郎氏とギターの岩寺氏が組んでいた
「ダッチマン」
時代に作られた曲。


サカナクションとしても初期の頃の
アルバムの作品で
バンドサウンド色が強く、
いいグルーヴ感が感じれる曲。
メロディとリズム感強めのバンドサウンドと
キーボードが聞いてて気持ちいい。


日が沈む夕焼け感。


10代に作った曲なのかな?
北海道時代だからか
歌詞の世界観が今と少し違う感じがします。


今の都会的な感じではなく
平凡な日常感を感じ、若者の男女の葛藤の様な
歌詞に受け取れます。

自転車漕ぐ、なんてワードが出たりして。


サカナクションにはいわゆるラブソングは
少なく、一郎氏は
「ラブソングは作ってはいるけど
気付かれない(笑)」といっていたと思うんですが
これはラブソングだと思います!!


いや、言い切れるほど直接的な
歌詞ではないんですけど。。


カラオケで歌う時、
夕日あかく染め
と歌うと変な感じになるので
夕日かく染め
と歌っています(笑)←どうでもいい


1位って考えた時ユリイカと悩んだんですが
この曲にさせていただいました。
オススメです!


おわりに

ベスト10書いた感想。


無理だ。。10曲に収めるのムズすぎる。。
有名じゃん?とか
好きだけど文にしづらい曲とかさ。。(笑)


だいぶ強引に決めた個人的10曲でしたが
いい曲達ですよ!
でもいい曲もっといっぱいあるよ!!
(どっちやねん)


曲で積極的に実験しつつ、
かと言って、アングラな
マニアックな方に行き過ぎるわけでもなく
音楽好きも一般層も取り込む曲を作り出してゆく。


そのバランスこそ
サカナクションとゆうバンドの強みなのでしょうね。

では。

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生ける伝説、甲本ヒロトという人間について語る。いつだって「生きる」勇気をくれるロックスター。

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不覚にもこの年になって
また甲本ヒロト氏の曲に励まされてしまった。。


初めて兄からブルーハーツのCDを
借りて聞いた時
かなりひねくれてた少年の自分の心に
その歌は突き刺さったのでした。


いつの時代も僕の心を突き動かす
ジャパニーズロックスター
甲本ヒロト
について
今回は思っきし独断と偏見で
好き勝手語ってみようと思います。


激しいライブパフォーマンスとは裏腹な性格

まずは甲本ヒロトという人間について語ってみようと思います。
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引用:ザ・クロマニヨンズ オフィシャルウェブサイト

曲ももちろんなんですけど
人間的に非常に魅力のある人だなーと思っていて
好きです。


世間的に甲本ヒロトという人間はどういったイメージで見られているんだろう?
あまり知らない人からしたら
歌ってる時のパフォーマンスからして
怖い、乱暴な人ってイメージかもしれませんね。。


でも実際は全くそんな人ではないのです!!
少しでも知ってる人ならわかると思うのですが
ライブ中と普段の彼は全くの別人なのです!



確かにライブパフォーマンスは
ロックンロールに暴れ回り
顔を振りまくり
舌出しまくって
目線もどっかイっちゃってる様な感じで
そう取られても仕方ないっちゃないんですけど(笑)


演奏以外の彼は、
優しい声で、名曲を散々生み出して来たのに
謙虚で腰が低く、
50代なのに少年の様に純粋な心を持った
どこかかわいくもあり、カッコいい
素敵なイカしたロックンロール野郎なのです。


とにかくロックが好きで好きで
しょうがない人なんだろうなあ、と思います。


本人が何かで言ってたんですけど


普段は引きこもりの子供が
何かにイラ立ちを持っていて
それが急にキレてちゃぶ台をひっくり返す
と同じ感じ


的な事を言ってたと思います。(記憶があやしいですがニュアンス的に。。)


本人もそれがわかっているが
ライブとなると感情が爆発して
自分を抑えられないんでしょうね


うーん、ロックンローラーだなあ。。


圧倒的なカリスマ性、さらっと出る名言たち

んで、何がカッコいいって
曲が良いのはもちろんなんですけど
インタビューの時とか普通に喋ってる時、
狙ってる感じじゃなくて
サラッと名言ゆうんですよねこの方。


おそらく今まで培って来た地位とカリスマ性が
あるからこそ響く、
というのはもちろんあるんですけど
やはりいい事ゆうなぁーって思ってしまいます。


そうゆう事もあり、ネットには
かなりの数の甲本ヒロト名言集みたいなのが
あふれている状態です。(笑)


その中で自分がみた1つ



「【楽しい】と【楽】は違うよ
 【楽しい】と【楽】は対極だよ 
楽しいことがしたいんだったら
楽はしちゃダメだと思うよ」


カッコイイ。。深い。。
こんなんサラッと言える才能ほしー(笑)


もはや天性の言葉のセンスを持ってるんでしょうね。
そりゃ数々の名曲の歌詞出来ますわな。。(^_^;)


何かとインタビューで
ヒロト氏は「楽しい」
という言葉がよく出てきます。


おそらく彼のやる事の基準は

楽しい事はやる
楽しくない事はやらない

と明確化されているんだと思います。


楽しい事だけやる人生って聞くと
一見、いいなー、楽そうだなーなんて思って
しまうかもしれませんが
そんな甘っちょろいもんじゃねーよ。
という事なんでしょう(笑)


実際ハイロウズ時代のインタビューで
驚いた事があります。


年齢的な事もあり焦っている。
残りの人生あと何曲作れるか考えると
どんどん曲作らないとヤバイ。。


的な事を言っていたんです。(←ここもニュアンス的で、記憶曖昧です、スミマセン!)


ブルーハーツで成功を収めて
ハイロウズでもヒット曲を出してる時期に
焦るの!?と。。


俺だったらもう満足して、
残りの人生ダラダラするなぁー。。←クソ


イチローにも通ずる貪欲さ。。
そう、楽して楽しいは手に入らないんです。


メッセージ性が強い傾向にあるブルーハーツ時代、それ以降の抽象的な傾向にある歌詞。(個人的見解)

今だにブルーハーツの曲も
カバーだったりCMだったりよく耳にしますよね。
クロマニヨンズも主題歌だったり
CMに使われている。


それにはやはり普遍的な歌詞を書いているのが
大きいと思います。


もはや一般的に
ブルーハーツ=若者の苦悩の代弁
という図式すら出来ていると思います。


ブルーハーツ時代は
それこそ当時の洋楽のパンクのソレの如く
メッセージ性が強い傾向にあると個人的に思います。


大人や社会や政治、はたまた戦争に対して反抗し
直接的な歌詞で想いをぶつける。

「少年の詩」なんかはよく聞いてたなあ
当時の自分にはすごく響いた。


ただ大人達に褒められる様なバカにはなりたくない


って歌詞は今も頭に入ってる。
今は会社の歯車やってますけど(笑)


それ以降の歌詞は抽象的な表現になった傾向にあるかな、と個人的には思います。
直接的にこうだ!という感じではなく
聞き手に想像させる余裕があるような感じ。


ブルーハーツで
「月の爆撃機」
が好きなんですが、この頃はもう抽象的な感じかもしれませんね。


有名なハイロウズの
「日曜日よりの使者」
はどこか切なさを感じるけども
聞き手の受け取り方で変わる感じ。
曲調も歌詞といい感じに合っていて好きです。


松本人志氏の事を書いている、という説が多く出ている曲でもありますが、当人が言ったわけではないので真偽は不明。
確定ではないけど、ほぼほぼ間違いないとは個人的には思います(^^)



たまにホントに
ふざけただけの意味のないような歌もありますが
面白いので良いです(笑)


あと別でマーシー作ですがハイロウズの「月光陽光」の歌詞、めちゃ好き。

曲作り自体もベテランだけあって
めちゃ早い
みたいですね。
基本一発撮りで、
クロマニヨンズのインタビューで聞きましたが
昼からスタジオみんなで入って演奏して
二時間で4曲作れる時もあるのだとか。。

大体メンバー曲の音が
出来たらそのまま本チャン録音


何度も撮り直したらきれいな音にはなるのだけれど
つまらない音になるのと飽きるのが嫌なのだとか。にしてもはやー。。すぎ。。ですね。


ちなみにファンの方は知ってると思いますが
今、ブルーハーツやハイロウズの曲を歌う
と言う事は彼はしないです。


浅井健一氏が
甲本ヒロトもリンダリンダとか
昔の歌を演奏すればいいのに
とおっしゃってたと思うんですが


きっとヒロト氏的には
何かそうゆうのは違うんでしょうね。。
ファンとしてはやはり聞きたいのですが
きっとそれは彼にとって楽しくない事なのかな?


前にヨルタモリに出演して
「リンダリンダ」を演奏してましたが
歌う事はしませんでしたし。。
(すごく嬉しそうな笑顔だったのでそれだけで最高でしたが(^o^))


ヒロトとマーシーという奇跡のコンビ

さて、そろそろ最後にします。
長い事語ったなあ。。そうゆうブログでもないのに(笑)
甲本ヒロト氏について語りまくりましたが
彼を話す上で欠けてはいけない存在


ギタリスト真島昌利(通称マーシー)ですね。


ブルーハーツから現在のクロマニヨンズまで
ヒロトとマーシーは変わらずメンバーであり
そのバンドの全ての曲を
それぞれ2人が作っている、
いわば二人は最強ロックコンビなのです。

大体アルバムの曲が12曲あるとすれば

6曲はヒロト作
6曲はマーシー作

という感じも普通です。


そしてマーシーの曲もヒロトに負けじと良いっていう。。
なんなんやこの奇跡の才能の組み合わせコンビは。。

「TRAIN-TRAIN」「青空」「青春」など
名曲作りまくってます。

なんだか考えさせられる、
哲学的な歌詞
の印象が個人的にはあります。


昔一緒に住んでたらしく、
2人の関係性もいい。
ロック好き同士の仲いい友達って感じで
2人が喋っているのを見ても
ホントに50代の男同士?って感じで面白いです。


おわり

あー語った!
スッキリした!


より色んな人に甲本ヒロト、マーシーの曲が
響いてくれる事を願って。


きっと「生きる」為に必要な何かをくれるはず!

www.ootsususunu.work
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