前々から名前は知ってはいましたが、こんな感じであいみょんが気になりまして
代表曲「マリーゴールド」
を聞いた所、自分のロックセンサーが反応し
「おや?この曲の作りはスピッツに影響受けてる?」
と思い、他の曲も聞き漁っているうちに、彼女のロックな人間性と、今の若者の新しい音楽感性を持ちながらも、普遍性のあるひと昔前の歌謡曲のような音楽にハマってしまったわけです(^^)
今回はあいみょんについて好き勝手に語ってみようと思います!
(自分のブログでは著名な方には○○氏という感じで「氏」をつける謎のこだわりがあるのですが(笑)
あいみょん氏ってなんかおかしくね?ってことで今回はあいみょんで行きたいと思います(^^)
- あいみょんとは
- 「マリーゴールド」を聞いてみる、スピッツ愛を感じる普遍的な名曲。
- メジャー1stアルバム「青春のエキサイトメント」を聴く。フォークとロックを感じるかなりの良アルバム。
- あいみょんの音楽のルーツ、影響を受けた歌謡曲。
- いわずもがな歌唱力が高い、女性にしては低音な歌声がかっこよくて魅力的
- 普遍性のある曲を書きながらも、自分をさらけ出す、過激な歌詞も書く。
あいみょんとは
あいみょん
1995年3月6日生まれのシンガーソングライター
引用元:rockinon.com
高校卒業後、インディーズで2枚のミニアルバムを発売し、2016年にシングル「生きていたんだよな」メジャーデビュー。
2017年9月13日、1stフルアルバム『青春のエキサイトメント』リリースし
2018年8月8日、5thシングル「マリーゴールド」にてMVが1億再生を突破するほどの大ブレイク。
メジャーデビューからわずか2年程で紅白、武道館で演奏をしたというとてもブレイクまでスピーディーで勢いのある女性シンガーソングライターであります。
「マリーゴールド」を聞いてみる、スピッツ愛を感じる普遍的な名曲。
タモリ俱楽部にて好感度爆上がりしたのでとりあえず代表曲である「マリーゴールド」を聞いてみるか、となったわけですが
マリーゴールドはさすがに最近のJPOPに疎い自分でも知ってました(/_;)
だけれどもしっかり聞いたことはなかった。
じっくり試聴。
あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
すごくいい曲。
20歳ちょっとの若い女性が作ったとは思えない、普遍性のある名曲だと思いました。
それと同時にこの曲が今の若い人に受けている。というのに少しびっくりしました。
いやもちろん素晴らしい曲ではあるんですが、曲の作りが明らかに90年代のJPOPを感じましたしこういったメロディーがストレートな歌も今の若い人に通用するんだなあーと。
今の主流ってやはりメロディーやリズムが複雑な物多いので。。( ;∀;)
もちろんあいみょんならではの若い感性がそこに入っているから通用するわけなんですけど
この曲が大人に受けるのはすごくわかる。
しかし若者にも大々的に受けている。
大人も子供も受ける。
それすなわちあいみょん最強じゃん!という見解になったわけです。
そしてもう一つ聞いて一番に思った事。
ス、スピッツを感じる。。ひしひしとスピッツ愛を感じる。。!!
でした(笑)
これはパクリとかそんな事を言ってるわけではなくて、曲の作り自体にスピッツの影響を感じるわけです。
ロック好き、スピッツももちろん好きなので彼女への興味はそこでより深くなったわけです。
余談ですがあいみょんはこの「マリーゴールド」が完成した時に
「自分を大きく変える一曲になる」
と確信のような思いがあったそう。そして1年ほど温めて発売したらしい。
結果大ヒットしたわけですが、自分の作曲感覚と今の世間の感覚がばっちり一致している証拠。ヒットメーカーとしての才能もあり若くしてすえ恐ろしい才能だと思いました(*_*)
メジャー1stアルバム「青春のエキサイトメント」を聴く。フォークとロックを感じるかなりの良アルバム。
というワケで「青春のエキサイトメント」を聞く。
1曲目からアコギ一本で始まる「憧れてきたんだ」でやられました( 一一)
かっこいい。
もはやロックじゃんこの曲と。
圧倒的な歌唱力、自分の音楽のルーツをさらけ出すような歌詞。
いい!!
その後も
自殺した少女を歌った社会風刺的な歌詞が光るデビュー曲
「生きていたんだよな」
あいみょん - 生きていたんだよな 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
突っ込んでいて、どこか強く一方的に語る歌詞。昔、昭和のフォークソングの要素すら感じます。
個人的に1番好きな曲で名曲だと思ってる曲
「君はロックを聴かない」
あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
こちらもスピッツ愛をどこか感じる普遍的な素晴らしい名曲。ホントに凄く良い曲。
若いのに昔の歌謡曲を感じるアーティストなんだなーと思ってたら
「愛を伝えたいだとか」
あいみょん - 愛を伝えたいだとか 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
で今時のリズム感のファンクをきいて、
あ、やっぱ今の感性もちゃんと持つ若い子なんだなと思ってみたり。
この曲もカッコよくていい好き。
他の曲も高水準の曲ばかりで名盤だと思いました。
このアルバムを作ったのが20歳そこらと考えるとやはりすげえ、、。
音楽性としては全然違うかもしれませんが
椎名林檎氏のメジャー1stアルバムの大名盤
「無罪モラトリアム」
を聞いた時のような衝撃に近いものを感じました。
この若さでメジャー1stフルアルバムで
このクオリティ⁉みたいな('_')
あいみょんの音楽のルーツ、影響を受けた歌謡曲。
やはりそうなると気になったのがどんな音楽を聴いて育ったのかが気になり調べてみました。
どうやら
スピッツ、浜田省吾、吉田拓郎、河島英五、尾崎豊、フリッパーズ・ギターまた小沢健二、平井堅なのだそう。
納得、納得すぎる。。!!('_')
スピッツ、尾崎豊は分かりましたが、現代っ子とは思えない歌詞やメロディ、曲の作り、どこか懐かしさを覚える歌謡曲感はここから来ていたのか!(^^
正直昔のフォークソングは全然わからないのですが、なるほど。吉田拓郎氏なんて渋い。。
どうやら父が音楽好きで、父が好きな音楽をCDにいれてあいみょんに聴かせてたようですね。
とてもいい方向にその影響が働いていますね。
いわずもがな歌唱力が高い、女性にしては低音な歌声がかっこよくて魅力的
あいみょんの魅力。
やはり歌声。これは間違いないでしょう。
女性シンガーにしては基本の歌声は低く(ハスキーとまではいかないが)それが特徴的だと思いました。
力強い歌でかっこいい。
低音と思いきや高音も突き抜けるような伸びのある力強い歌声で歌唱力が非常に高い。
基本は低音でありながらも
「今夜このまま」「ふたりの世界」といった甘いラブソングでは声色を変えて、声を高めにし優しい歌声で歌い上げ使い分けているように感じました。
普遍性のある曲を書きながらも、自分をさらけ出す、過激な歌詞も書く。
歌詞も魅力の一つでしょう!
「マリーゴールド」や「君はロックを聴かない」の歌詞を見てて綺麗な歌詞を書く人って印象でしたが、色々と聴いているとそれだけでもない(-_-メ)
本人はインタビューでよく「自分は性格悪い」とよく言っていて、性格悪い人とは見ていて全然思わないですけど。ひねくれた部分があるからか過激と思う所も歌詞にあったりします。
ただそれがすごく魅力的に感じましたし、そういう部分が若い人に共感を得て、他の女性シンガーにはない彼女の魅力になったとも思います。
自分はそういう部分にあいみょんにロックを感じたのかもしれません(+o+)
一番わかりやすいであろう過激な曲。
「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」
あいみょん「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」LINEで作ったリリックムービー
過激な詩であり、いわゆるメンヘラっぽい感じ?おそらく10代の時に作った歌ではないでしょうか?
若さゆえの思い切り、暴走というか
単純にサビに
「死ねー」という歌詞が、聞いてて逆に気持ちいいです。
怖いけど(笑)
「風のささやき」という曲ではバラードではあり、歌詞も壮大でシリアスでいいんですがそこにさらっと
頑張れなんていうなよクソが
という歌詞が入ってたりします(笑)
そういった普通なら出さないであろう部分を、歌詞でさらけだす。それによってより歌詞をリアルに感じますし、最近の女性シンガーにはあまりない人間臭い部分も感じ、魅力になっていると思います。
マリーゴールドで爆発的にブレイクし、国民的歌手になり、本人も年を重ねていくわけで、こういった部分は減っていくのかなぁとは個人的には思いますが、それは悪いことではなく当然の流れなわけで。
売れてしまえば、必然的にタイアップの曲が増え自由な表現が難しくなり、レコード会社はより大衆受けする曲をアーティストに求めるもの。
ビジネスなのでそれは当然の流れなわけです。
そしてブレイク後のアルバム
「瞬間的シックスセンス」を聴く。
だけれども「夢追いベンガル」という曲を聴き、あいみょん節をすごく感じた。
大事な根底は変わらないのかも、と思いました。
あいみょん - 夢追いベンガル【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
ぶっちゃけミスチルだってアルバム曲にはかなりつっこんだ曲あったりしますしね( ;∀;)
宇多田ヒカル、椎名林檎、aikoといったような10年後も活躍している不動の女性アーティストになっているのか?
自分は少なくともその可能性をひしひしと感じるシンガーソングライターだと思います