ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
素晴らしかったです。
ちなみに当人は全くのゼルダファンでもなく唯一クリアしたのは、スーファミの「神々のトライフォース」くらいなもんで、名作と言われた「時のオカリナ」なんかは途中で辞めましたし。。
「ゼルダは合わない」とすら思ってた人間です。。m(__)m
だが違う、このゲームは違った。
ブレワイ(この略し方でいいの?)について語らせてください!いや、有無もいわせず語る!!
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドとは?
- 心地良く美しく広大な世界。日本産ならでは繊細な作り込み。
- あらゆる事に制限をかけ、飽きさせないゲームデザイン。
- 気軽に謎解き、祠が良い!!
- 良くも悪くもプレイヤーとは距離を置いたゼルダらしいストーリー
- まとめ。不満点はなくはないが、それを凌駕する作り込みでホント素晴らしいゲーム。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドとは?
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
2017年3月3日発売
Wii U/Nintendo Switch
アクションアドベンチャーゲーム
ここ最近のゼルダの伝説の中でも、軒並み評価が高いこの作品。
国内、海外でもいくつもの賞を受賞し、ゲーム業界、ゲーマーからもとても高い評価を受けている作品です。
「ゼルダの当たり前を見直す」という、課題から始まり、ゼルダでは初のオープンワールドシステムを採用。
新しい事に挑戦しながらも「原点回帰」という、コンセプトで長い年月をかけて作られたようです。
心地良く美しく広大な世界。日本産ならでは繊細な作り込み。
このゲームの魅力、いろいろあるのですが、まずフィールドが美しい。
引用元:マイニンテンドーストア
オープンワールドゲームといえば、今や世界的にゲームの主流になってきており、特に海外のオープンワールドゲームは、日本の作品と比べて規模や作り込みが凄いです。
このゼルダもはっきり言って、それらと比べたらパッと見、ポリゴン数も少なく見劣りするかもしれない。。
でもこれで良いんです。
いや、むしろこれじゃなきゃダメだったでしょう(笑)
アニメ調のグラフィックで描かれた世界でなければ、この幻想的で美しい世界は表現できなかったと思います。
引用元:マイニンテンドーストア
BGMも最小限。
風の音、川のせせらぎ、緑が揺れる音を感じる世界。とにかく心地良い。
フィールドの広さも充分で任天堂の会社がある京都と同じ広さに作ったらしい。
かなり長い事やってますが今だこんな場所あったんだ!と発見があったりします(^^)
海外のオープンワールドも凄いのですが、(GTA、アサクリ好き)結局ただのハリボテで中に入れなかったりとかよくあるので飽きるのが早かったりします。
だけどこのゲームは見える所、全てに行ける。登れる。
そしてあちこちに仕掛けが張り巡らされてます!
例えば、水の中に鉄の宝箱が沈んでたら、磁石の力を使って水から出してみる。
川の先に宝箱、だけど行けそうにない。
じゃあ川に氷の道を作ろう!
不自然なでっかい岩があるなー。下に何かありそうだけど。。
よし!爆弾の爆発を利用して動かすか!と、なったり。
フィールド自体が謎解きになっているんです!
色々あーしたいこーしたいと考えてしまう。
だから退屈しないし散歩しているだけで楽しい。
最強の散歩ゲー。←この言い方つまんなそう
驚いたのが物に重量設定をしてある点。
鉄の武器を川に投げれば沈むのですが、リンゴを川に落とすと浮くんです。。
これ、、地味に凄くないですか(笑)
こうゆう繊細な作り込みは、日本人らしいよなーと思ってしまいます(^^)
そして高い所からのパラセール。
幻想的で綺麗な世界を相まって最高に気持ちいいです(^_^)
あらゆる事に制限をかけ、飽きさせないゲームデザイン。
買う前の不安要素でもありましたが、このゲームはあらゆる事に制限を設けています。
・走る、泳ぐ、登る。全てスタミナ制限がありずっとできるわけでは無い。
・ 武器も盾も耐久度があり、割とすぐ壊れる(一部壊れないものもなくはないですが。。おなじみのあの武器(^_^;))
・ 雨になると滑って登れない。雷がなると鉄の装備を脱がないと雷が落ちる。
・ 温度設定があり服や食料などで体温調整しないとどんどんハートが削られる。
他にも山程ありそうな気がするんですけど、これがある事によってオープンワールドゲームにありがちなマンネリ化を防いでいるように思えます(^^)
パッと聞くとめんどくさい感じに聞こえますが、やってみると案外それが良いスパイスになってます。
あの山に行こうっ!ってだけでも雨が降れば山は登れない。
敵と戦っていても武器が壊れた!どーしよっ!!
となったり、予想外の事が起きて毎回新鮮な旅が出来るわけです。
やる前、武器が壊れるのが凄い不安要素だったんですが、これはこれで全然アリでした!
引用元:マイニンテンドーストア
ただ、雨で登れないのはちょっと面倒だったかなあ。。よく降るし(・・;
今やスパイダーマンといった、スピーディーな移動をするオープンワールドゲームが出ていますが、このゲームは全くの正反対です(笑)
ファストトラベルはあるものの、登るスピードなんかマジで遅いです(笑)
馬に乗って動けますが、懐いてないと思うように動いてくれませんし。。
でも、このゲームに関してはこれがホントにいいんす(・o・)いいやきもき感!
気軽に謎解き、祠が良い!!
この世界にはあちこちに「祠」というショートなダンジョンが無数に散りばめられています。
これが自分に凄く合っていました(笑)
その、、自分謎解き苦手なんですよね(-_-)
多分それが今までゼルダが合わなかった理由かもしれませんが。
謎解きの作り込んだダンジョンばっかりだと疲れてもういいや。。となってしまうんです。
だけどこの祠はホントにショートなダンジョン。
すんなり行けば10分もかからないでクリアできたりします。
クリアすれば、ハートやがんばりゲージ(スタミナ)が増える証が貰えるんですが、行かないなら行かなくてもいいんです。
この強要しない気楽な謎解きが凄く自分に合っていました(^o^)/
ただ、ラストダンジョンのハイラル城含めメインの神獣4体というダンジョンがあり、そちらはガッツリボリュームもあり、しっかり謎解きしてます。
なので今までのようなしっかりしたダンジョンもあるので心配なさらず!
にしても、神獣に乗り込む前の演出は最高だったなぁ。。
動く神獣に乗り込む前にちょっとしたミッションがあるのですが、激しく流れる背景の中で、巨大な神獣に立ち向かってくカンジ。。
テンション上がりました(;_:)
話はそれますが、巨大な神獣といい、このゲームの世界感、「ワンダと巨像」感、ありますよね(笑)
ワンダ製作者がゼルダに影響受けたと聞いたことありますが、今回はゼルダ側が意識したんでしょうか?
わかりませんが、いい影響をお互い受けあっているって感じでしょうか?(^^)
良くも悪くもプレイヤーとは距離を置いたゼルダらしいストーリー
引用元:マイニンテンドーストア
ストーリーに関しては多くを語らずプレイヤー側に想像の余地を与えるような感じですかね。
凄く感動するって感じじゃないけど、なんとなくいいなぁと思えるストーリー。
そもそもどこからでも攻略していい、自由なゲームデザインなので、突っ込んだ話が描きづらい設定でもありますね。
詳しくはないですがゼルダってこんな感じのストーリーかなぁというイメージです。
4人の英傑の話が良く、特にミファーとのエピソードが良かったですね。
もっと掘り下げれば泣ける話になるのにっ!!とか思っちゃいましたが、そこまでプレイヤー側に寄っちゃうとそれもゼルダらしくなくて違うのかなぁと思ったり。
うん、あまりシリーズやってないので多く語れません(泣)
まとめ。不満点はなくはないが、それを凌駕する作り込みでホント素晴らしいゲーム。
UIが微妙に使いづらかったり、間違えて武器を投げてしまうボタン配置、慣れてくると料理の素材選択画面がわずらわしくなる。。など不満点はなくはないですが総じて見るとちっさい事です。
スイッチ、wiiU持ってるなら是非ともやって欲しいゲーム。
オープンワールド自体、ライトな層にはまだ受けづらいジャンルかと思われますが、ここまでバグもなく丁寧に作り込まれたゲームも中々ない。
操作自体、ジャストガードを取り入れたりと割とゲーマー寄りの仕様にしたり、自由すぎてどうしたらいいかわからないとなったりするかもしれません。
今までのゼルダとは明らかに違います。
だけども、あのみんなのゼルダをここまで舵を切った製作者を評価したい。
そしてそれでも、任天堂らしく誰でも楽しめるよう凄く丁寧に作りこまれているこの作品はやはり凄い。
もし序盤で「自分には合わないかも。。」と思ってても、是非とも最初パラセールが手に入るまではやって欲しい。。
そこから一気に世界が広がります。
それでもハマらなかったら、、
多分合わないかも(笑)
世間の評価が高すぎて過大評価という人もいるかもしれません。
だけど自分は数年前のゲームとは思えない程、革新的で高評価に値するゲームでした!
超オススメ!!
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