まだ若かりし頃の岸田氏のダンスを見たときの話です。
今も踊ってるのかな?(笑)
ロックバンド「くるり」。
楽曲がとにかく良く、長年好きなのですが、
くるりの楽曲の中には新しい実験的な音楽もあり、また多ジャンルな音楽に対するオマージュが楽曲に散りばめていたりします。
くるりは決して堅苦しい音楽でもないのだけど、そういった部分が、知らない人にはもしかしたら取っ付き辛いイメージがあるかも、、と思い
今回は、くるり初心者でも聴きやすい、個人的おすすめ名曲12曲を紹介しようと思います!(迷曲も1曲w)
くるりは長年聴ける、色褪せない名曲が多いですよ!!(^O^)/
- 「くるり」とは
- ばらの花
- ふたつの世界
- 奇跡
- ワンダーフォーゲル
- 琥珀色の街、上海蟹の朝
- ロックンロール
- ワールズエンド・スーパーノヴァ
- There is(always light)
- 言葉はさんかく こころは四角
- Remember me
- 春風
- ハイウェイ
- 迷曲??「Liberty&Gravity」
- おわりに
「くるり」とは
引用:くるり公式サイト
1996年からオルタナティブ・ロックバンドとして活動している「くるり」。
ボーカル岸田繁氏が、フロントマンを務め、作詞、作曲も彼が担当。
ベースの佐藤征史氏は初期からいるメンバーですが、メンバーの入れ替わりが多い事でも知られています。(一時期、5人体制の時もあった(^_^;))
現在はトランペットのファンファン氏が在籍し、岸田、佐藤、ファンファンの3人組のバンドとなっています。
その音楽はロックだけに、くくれないほど多ジャンルの音楽を取り込み、高い音楽性で活動時期によって全く違う音を奏でるカメレオンバンドとも言われているバンドです。
時にはダンスミュージック、エレクトロニカ、ジャズ、UKロック、クラシック等など。。
とにかく音楽の七変化ぶり凄く、楽曲の良さが魅力的なバンドです。
ばらの花
くるり - ばらの花
くるりの代表曲であり、名曲中の名曲。
イントロから繰り返される音が印象的な、切なくなること間違いなしの一曲。
様々なアーティストからカバーされ、時代を越えて今後も語り継がれる名曲だと思います。
3枚目のアルバムTEAM ROCKに収録。
女性の美しいコーラスが聴こえますが、歌っているのは今は解散していますが、元スーパーカーのフルカワミキ氏。
「ジンジャーエール買って飲んだ こんな味だったけな」
というフレーズがあるのですが
岸田氏がこの曲を、神社で作って生まれたそうなんですが、その時ジンジャーエールを久々に飲んで
「うわっまず!」
と思い、そこからこのフレーズが浮かんだのだとか。
くるり名義ではないですが、最近も相鉄のCMでサカナクションの「ネイティブダンサー」とマッシュアップ曲として話題になりました。
出来が素晴らしかったのでダウンロード販売のみですがこちらも聴いてほしいッス(^^)
ばらの花 × ネイティブダンサー
yui(FLOWER FLOWER) ミゾベリョウ
100 YEARS TRAIN|相鉄都心直通記念ムービー
ふたつの世界
くるり - ふたつの世界
メロディアスでポップでかわいらしいラブソング。
軽快なジャズな演奏で心地良く聴けます。
トランペットと木琴(鉄琴?)の音がとてもいいアクセントになっていると思います。
アニメ「境界のRINNE」のエンディングテーマでもあったようです。
とても聴きやすい曲と思いますが、専門家が言うには、今までのJPOPにはなかった曲構成らしいです。
自分の素人耳じゃわかりませんが。。凝ってるとは思いますハイw(-_-)
トランペットのファンファン氏が加入した時は、
「色んな演奏をやるバンドだけど、ロックバンドだし、トランペットはどうなんだろう?」
と少なからず思いはしたものですが、この曲も含め加入後の音源を聴き加入するべくして加入したのだなーと思いました(^^)/
オリジナルアルバム未収録でオールタイムベストアルバム「くるりの20回転」に収録されています。
奇跡
くるり - 奇跡
くるりで心にしみるいい曲は?と言われたら迷わずこの曲を挙げますね。
聴くたびに心洗われます。
映画「奇跡」の主題歌。
チオビタのCMで使われてた事もあり、聴いた事がある人も多いかもしれない曲です。
Aメロからアウトロまで全て抜群にいい曲なんですよねえ(^_-)
スローテンポな楽曲で、美しい演奏と哀愁感のあるアレンジでとにかく優しい歌。
なんて事ないような日常風景を感じる歌詞。
言葉の一つ一つの表現がメロディーとマッチしていて秀逸。
誰もが共感できて感動できる名曲です。
岸田氏が「ここ何年かで一番いい曲を書いたつもり」と言ってるように、自他ともに認める名曲なはず。
木村カエラ氏が、自分が最期に息を引き取る時に聴きたい曲に、この曲を紹介したのだとか。
わかるなぁ。。(^^)
こちらもオリジナルアルバム未収録でオールタイムベストアルバム「くるりの20回転」に収録されています。
ワンダーフォーゲル
くるり - ワンダーフォーゲル
くるりの中でも、トップレベルのキャッチーさ、ポップさを誇る人気曲。
3枚目のアルバムTEAM ROCKに収録されており、
「僕が何千マイルも歩いたら」
の歌詞が印象的。
アップテンポで電子音が心地良い一曲。
琥珀色の街、上海蟹の朝
くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝
デビュー20周年に発表された曲。
ちょっと意外でもあったんですが、記事を書くにあたってMVを色々見てたんですがこの曲が視聴回数がダントツで一番でした(^_^;)
変化球なこの曲が一番人気というのも、くるりらしい(笑)
演奏がジャミロクワイもびっくりな、めちゃくちゃオシャレでシティポップ、ブラックミュージックの要素を取り入れた楽曲。
といっても、歌詞は
上海蟹食べたい♪
なので、くるりのどこか抜けてる世界観があっていい感じです。
手描きチックなキュートでオシャレなアニメMVも必見。
乗っけから岸田氏のラップが炸裂しますが、ラップソングというよりは、あくまで歌モノとして聴いた方がすんなり聞けると思います。中毒性高し。
オールタイムベストアルバム「くるりの20回転」に収録。
ロックンロール
くるり - ロックンロール
この曲、好きだなぁ(^.^)
曲のタイトルがロックンロールなので、激しい曲かと思いがちですが、めちゃめちゃ爽やかな一曲です。
ミドルテンポで、イントロから繰り返されるギターのリフがとにかく気持ちいい。
メロディもよく、すっと染み込んでくる耳馴染みの良いメロディはさすが。
ロック色の濃い5枚目のアルバム「アンテナ」に収録。
長年聴いてますが、今だなぜタイトルが「ロックンロール」なのか謎は解けていません(^_^;)
ワールズエンド・スーパーノヴァ
くるり - ワールズエンド・スーパーノヴァ
漫画に描いた曲です(笑)
ハウスなどを取り込んだダンスミュージックな曲。
2002年に発表された楽曲であり、ロックバンドでここまでガッツリダンスミュージックをやるのは、当時としては革命的だったはず。
曲としても素晴らしく、徐々に盛り上がっていく構成と、メロディの良さ、間奏の美しさ、名曲です。
サカナクションの山口一郎氏が
「ロックバンドでもこんなダンスミュージックできるんだ!?」
と、当時影響を受けた曲でもあります。
MVは1番で終わるのですが、ここから盛り上がるって所で終わってしまうので、是非とも通しで一度聴いてほしい一曲。
4枚目のアルバムTHE WORLD IS MINEに収録。
There is(always light)
くるり - There is (always light)
かなりいい曲なのに知名度が低い気が。。
様々なジャンルの音楽を楽しめる11枚目アルバム「THE PIER」のラストを飾る一曲。
ミディアムロックチューンであり、昔のUKロックも感じつつ、聖歌隊や讃美歌を聞いているかのような感覚になってしまうありそうでなかった曲。
サビが英語というのも、くるりでは割と珍しい。
亡くなった音楽家
レイ・ハラカミ氏
佐久間正英氏
を思って作ったそうなんですが、曲自体は明るく希望に溢れています。
ファンファンのトランペットがとてもいい味を出していると思います。
言葉はさんかく こころは四角
くるり - 言葉はさんかく こころは四角
小さい子供からお年寄りまで聴ける曲なのではないでしょうか?
映画『天然コケッコー』の主題歌として制作され、
童謡のようにも聴こえるし、古き良き歌謡曲のようにも聴こえて懐かしさを感じます。
みんなのうたで紹介されてもおかしくない感じ(笑)
(すでにしてあったらスミマセン)
まったりとしたい時に聴きたい曲。
色んなミュージシャンがカバーしてますが、個人的にユーミン氏に歌って欲しい曲であります(笑)
絶対いいと思う!
7枚目のオリジナルアルバム
「ワルツを踊れ Tanz Walzer」に収録。
Remember me
くるり - Remember me
THE PIERに収録されている壮大なバラードナンバー。
家族をテーマに歌っていて、少年時代から大人になる事をノスタルジーな世界観で歌っています。
聴けば聴くほど味がでるスルメ曲かと個人的には思います(^^)
イントロのみoasisのwhateverを引用してますが、
一部ではパクリだ!
との声も上がったようですが、くるり好きからしたら
「いつもの事」
って感じで明らかなオマージュです(笑)
岸田氏自体oasisの大ファンであり、アルバムのライナーノーツにも引用してるって書いてありますし(^_^;)
MVも手描きのイラストを描く過程をうまく使ったいいMVだと思います。
春風
くるり - 春風
比較的初期の作品でオリジナルアルバムには未収録でベストアルバムで聞ける曲です。
スローテンポで切ないラブソングでありながら、昔のフォークソングのような、聴いていてどこか心温まるラブソング。
「揺るがない幸せがただ欲しいのです」
から始まる歌詞は曲調とマッチしていて思わず入り込んでしまう。
ただ、MVは何故にこんなダサいんだ?(笑)
ハイウェイ
くるり - ハイウェイ
ミドルテンポのロックナンバーながら、あまり前に出過ぎない、くるりらしいゆったりと聴ける曲。
映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌として作られ、映画も見ましたが曲とマッチしていて良かったです。
僕が旅に出る理由はだいたい100個くらいあって
いいフレーズ。
一人で車でドライブしながら聴いたら絶対いい感じな曲(車持ってないけど。。(T_T))
迷曲??「Liberty&Gravity」
くるり - Liberty & Gravity
いい曲、名曲だけを紹介しようと思いましたが、やっぱりこの迷曲(?)は紹介しときたいなーと思い紹介(^_^;)
時に実験的な曲を出すくるりですが、この曲はその中でもかなり振り切りすぎてて有名です(笑)
曲自体が転調しまくりで、なんだか色んな要素を詰め込んだように感じますが、通して聴くと
あれ?悪くないかも?
となり、何度も聴いていくうちに変にハマってしまう中毒曲(笑)
MVも見てもよく世界観がよくわかりません!(^_^;)
(きゃりーぱみゅぱみゅのMV監督らしい)
歌詞も
エッサ!ホイサ!
アソーレ!ガッテンダ!
とテンション高めに言われても分かりません。。(笑)
歌詞も歌もめちゃくちゃに見えるけど、メロディはなんだかんだしっかりしてると思います。
オリジナルアルバムTHE PIERに収録。
おわりに
くるりの聴きやすいおすすめ名曲と迷曲を紹介したつもりですが、ぜひこれでいいと思った方ベストアルバム、オリジナルアルバムを聞いてほしいです。
特に今回紹介した曲はほぼ「くるりの20回転」に収録されてますので、初めての方はこのベストアルバ厶から入るのがおすすめです!
かなりお得なベストアルバムです!
実験的な曲、隠れた名曲が多いバンドですので、知れば知るほどツボにハマるバンドだと思いますよー(^o^)/
www.ootsususunu.work
www.ootsususunu.work
www.ootsususunu.work